朝3時に家を出て、11時には屋久島空港到着。空港売店でガスカートリッジを急いで買い安房行きのバスにのる。予定通り安房にあるファミリーレストラン鴨川さんに到着。この日は、那覇空港で中華航空機の爆発事故があり、店のテレビの臨時ニュースが流されていた。ちょうど一緒に羽田にいた那覇行きの人たちは無事つけただろうか・・・航空機事故がちょっと人ごとには感じられなかった。
鴨川さんは、昨年YNAC(屋久島野外活動総合センター)のツアで食べた竹の皮で包まれた弁当がおいしくて、今回初日の夕ご飯に買っていこうと立ち寄った。おすすめのAランチと弁当を注文。
安房からはバスで、まず屋久杉ランドまで行った。当初紀元杉までのバスに乗ろうと考えていたが,ランドまでの臨時便の先発があり時間が有効に使えた。バスの乗客は他にはおらず、貸し切り状態。運転手さんといろんな話をすることができた。8月上旬の台風来屋久島もほとんど雨は降っていないらしく、当面の天気も良さそうである。先の台風は、縄文杉ルートの林道を崩し、バスもピストンで運行しているとのことである。崩れた所を運転手さんだけが乗ったバスを何とか渡してのピストンだそうである。
屋久杉ランドでは、屋久杉箸を購入。その後安房からの紀元杉行きのバスに乗り換え終点まで向かった。ランドからは、高校生風の3人組(実は天下のT大3年生)も乗り込んだ。彼らの装備は軽く、バスの運転手さんも寝袋など持っているか?等の質問をしたり、登山届けを出すように言っていた。寝袋もなく持っている物もこれで大丈夫か?といった感じであるが、宮之浦岳~縄文杉を目指すらしい。
紀元杉から淀川口までは舗装された林道を歩いた。バスで安房から上がってきたお兄さん(D氏:後に意気投合して屋久島滞在中寝食を共にした。)も一緒にスタート。自分の後ろ姿の写真は、D氏が撮影してくれたもの。結構良い写真があり後にも使わさせていただいた。
淀川口から淀川小屋までは、40分程度の山歩き、明日からの足慣らしといった感じだった。
淀川小屋は、怪しいT大生3人組、おばさんを中心とするパーティ、靴底が壊れたS大OBの3人組とD氏と自分の20名程度の宿泊者。ゆったりと場所を確保することができた。夜は、かねてから聞いていたネズミの天国。縦横無尽に走り回るネズ君の突撃に悩まされながらの熱い夜となった。
淀川は地元では、「よどごう」と読むとのこと。登り口には、「よどがわ」と書かれており、後でYNNCのO氏に聞いたところ、国の考えで地図など地名などは一般的な読み方になってきていてそうなっていること。そういえば地元の地名も同じようなところがある。地名も一つの文化だと考えると統一していくというのはいかがなものか・・・