これは単なるファイルではありません。忘れ物が多い息子のために父の英知が集まった特性フィルです。
うちの息子は、小学校の通知表の行動の記録に忘れ物の欄に毎回「努力を要する」「忘れ物大魔王」。中学生になり、本人も高等学校入試の内申書にこのことが影響するのではないかとびくびくしている様子。彼の様子を見ていると、
・新しい情報が入ると前の情報を押し出してしまう。複数の情報が同時に処理できない。
・本箱の中などもばらばらに教科書が押し込まれている。
・学校に必要なものを鞄があっても、ばらばらに手に持って動いている。
中学校になると、教科書、ノート、ワーク、資料等々各教科ごとにたくさんのものが(それらを先生達は何点セットと呼んでいるらしい)使われる。学年はじめにプリントになって持たされたが、このままでは「忘れ物大魔王」は逆に進化をしてしまう恐れがある。
そこで、使うものの数を少なくする(要はまとめる)ことで少しは彼が扱うものの数が減って整理しやすくなるのではないかと考え、100均で売っているファスナー式のブリーフケースを使わせてみた。とにかくそれに教科ごとに入れておけばよいので本人も使い出したが、ファスナーを閉めるのが意外にも手間がかかること、教科書やワークなど大きさがバラバラなので、それらを入れるためにはある程度大きさが必要なこと、そのために鞄がパンパンになってしまうことなどの不便が・・・・・
ううん どうしたものか・・・・
いろいろなサイズのものがまとめられて、がさばらなくて、ゴムやひも布では可塑性がありすぎるので、ある程度のしっかりしていて、数も必要なので安くて手に入る素材で・・・・行き着いたのがこれ!
100均のファイルから、金具を外して、穴を開け、太めの平ゴムを入れて完成!!
こんな感じ
いろいろな大きさの本やノートを入れて
ゴムを回して止める。
これでばらばらがひとつになって一括管理
今回使ったのは、B5サイズのファイル A4のノートも入れることができる。薄い紙の場合ははみ出した部分が折れてしまいますが、だいたいの教科書類はこの大きさでカバーできます。
こんなのいかがでしょうか? せっかく作っても これを忘れたらアウトだけど・・・
本人は何も言わずに使ってくれているのでよいのかもしれない。